Diamond EDGE 3D

閑話休題でパソコンパーツの話 (もうセガサターンのソフトが殆ど残ってないので・・・「悪魔城ドラキュラ」とか「ナデシコ」など数本)


パソコンのグラフィックボードですが、大手メーカーに「ダイアモンド マルチメディア システムズ」という会社がありました
手頃な値段で販売していたために大手となり、有名どころで安心感をもたれていた会社です
そんな会社のあるグラフィックボードが『PC WATCH』で紹介されていました

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1018662.html

『Diamond EDGE 3D』
という商品です


UKのAMAZONでは掲載されていました(在庫はありませんが)



さてこの商品
何が特徴かというとNVIDIAの最初のチップ「NV1」を使っています
NVIDIAは工場を持たない会社なので、製作はSGS Thomsonという会社
どういう契約をしていたのかがわかりませんが、上位モデルはNVIDIAのチップで下位モデルはSGS Thomsonのチップとなってます
(なので、「互換性はどうなってるんだろう・・・」という印象)
当時はまだ「Direct3D」が作られて無く、ATIでは「ATI3DCIF」というAPIを作ったり、ドリームキャストで後継品が使われたPowerVRでは「PowerSGL」というAPIが使われていました
そんな中でこのグラフィックボードの特徴は、セガの「バーチャファイター」と「パンツァードラグーン」が添付されていたこと
なんと・・・・そのままチップが載っていたわけではありませんが、セガサターンのVDPチップ互換となっていました
(つまり、ポリゴンが三角じゃ無く捻れた四角)
他にもパッド接続用に増設コネクタが付いていましたがセガサターンのパッド用です


当時「売れたのか?」と聞かれたら「全く売れなかった」としか答えようがありませんが、コレクターアイテムとして程度の流通はあったようです
何よりも肝心のゲームが『セガ以外作らない』
(移植は楽なのですが、セガサターンが売れてくれないことには)
ソフトも「DAYTONA USA」や「バーチャコップ」などが発売されたものの、全部でたったの6本
しかも他のゲームでは全く役に立たないという・・・・





結局は「Direct3D」が登場し、Windowsの標準3DAPIが生まれたことで、3D市場は落ち着いたのはご存知の通りです



一応なのですが、この「NV1」チップ・・・・
日本では「WinFast Proview 3D GD400」という別の会社のボードでも採用されています
海外ではほかのメーカーも採用しています

Diamond EDGE 3Dは「面白いボードだった」という意味で、いろいろなサイトで掲載されています
「Direct3D」にも対応していたらもっと売れたかもしれませんが、そうなるとポリゴンが三角形になるので難しいでしょうね
面白いボードとして紹介してるサイトも多いのですが、失敗作としての紹介なのがさみしいところです


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