Transmeta Crusoe

Linuxの開発者、リーナス・トーバル氏が在籍したことも話題となった、トランスメタ社のx86互換CPU



Crusoe







ASCIIの記事
https://ascii.jp/elem/000/000/754/754950/


瞬間最大風速はかなり凄く、PC系雑誌ではかなり期待されている記事が出ていました
VLIW型と呼ばれるプロセッサーなのですが・・・CMSというエミュレーションプログラムで、どのようなCPUのソフトでも動かせるタイプのプロセッサーです
実のところ、インテルの「Pentium」でも「Pentium Pro」あたりからは似たような設計で、古いプログラムとの互換性や命令の複雑化などの為にこういった2段階設計になってるそうです

『超』低消費電力で話題となった「Crusoe」ですが、商品てきには成功の部類にはいると思います
日本のPCメーカーでもノートPCに採用され、東芝やNECが搭載PCを販売しました
一方で性能を捨てて消費電力を選んだ設計のなのですが、PCで一番の消費電力はバックライトです
また、今と違ってHDDのため、動作とスリープの繰り返しも電力を消費します
バックライトがLSDとなり、ストレージもSSDとなった今の時代なら差も広がるでしょうが、当時では「確かに差はあるけど、この遅さでは・・・」という一面もありました

後に性能を上げた「Efficeon」という後継CPUを発表しましたが、こちらは完成が遅れに遅れ・・・
この頃には「Pentium M」も登場し、電力効率でも優位性が無くなり採用が少なくなってしまいました

トランスメタ社は2005年あたりから経営が悪化し、2007年にはIPライセンス事業に特化と発表されてますが、実質は事業停止
2009年に買収されて事業停止となってます

「Efficeon」が予定通りに発売されていれば先行によるシェアの獲得もあったのかもしれませんが・・・・
それでどこまで持ったのかもわかりません
よくてAMDに買収されてモバイル部門のCPUとして生き残ったか・・・
せめて組み込み型に向いていればとも思いますが


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この記事へのコメント

黒のFD
2020年01月09日 09:25
クルーソー、Windowsデスクトップみたいなレスポンスが
求められる用途には向いてないんですよね・・・
そうすると何が向いているんだ・・・?って事には
なるんですけど、ハード設計は容易なので、
当時、製品企画を行っていた身からすると、
企画するのは楽しかったですが、
実際試作すると、おっせえ~どうするよ?みたいな
感じがかなり多かったです。
せめて、第2世代のTM5800の性能が、
初期リリース時にあれば・・・いやだめか(笑)
DST
2020年01月09日 21:16
私は搭載機を買ってないのですが、雑誌記事ではどこでも「遅い」と言われてましたね
IBMだったかな「『動く』と『働く』は違う」と言って、採用しないと明言してたのは
NECの反射型液晶も、バックライトを必要としないのでバッテリーの持ちがいいのですが・・・当然見にくいわけで・・・
当時は「バッテリー持続時間」での需要が大きかったからこその製品でした
「クルーソーは組み込み向けに向いて無い」という記事がどこかに書いてあったのですが、組み込み向けで使えたのならIOTとかで生き残れたのかも