Pentium Pro

32BitOSに合わせて作られた32BitCPU


Pentium Pro


インテルPentium Proチップ200 MHz CPU 66 MHz 387ピンソケット8 kb80521ex200 sy032 256 K
インテルPentium Proチップ200 MHz CPU 66 MHz 387ピンソケット8 kb80521ex200 sy032 256 K

登場が早すぎたのかもしれない


「Socket7」のPentium の後継CPUとして登場したのは全く新しい設計によるCPUでした
巨大なサイズの原因は二次キャッシュをCPUに内蔵するという、ライバルAMDが「K6-III」で取った手法
K6-IIIではマザーボードとの相性は有ったものの(当時のマザーボードでは二次キャッシュがマザーボードに直付けの物が多く、仕様では三次キャッシュとして使えるのですが、相性問題は起きていました)、効果は体感できるほどでした

全く新しい設計というのは、当時話題になっていた「RISC設計」
「複雑な命令は単純な命令の組み合わせによって代用できる。だから単純な命令に厳選して速やかに処理した方が結果は速い」
という設計思想です

Pentium Proでは、CPUの内部で「X86命令をRISC命令に変換して処理する」という設計でした
そして・・・「これからの時代に合わせた32Bit命令に特化した」設計が仇となってしまいました

「32Bit命令は速いけど16Bit命令はPentiumより遅い」という結果に
まだまだ16Bitプログラムが多い時代だったので、評価が低くなってしまったわけです

「Pentium Pro」が発売された翌年には「MMX Pentium」が登場するのですが、残念ながらPentium ProにMMX命令が追加されることはありませんでした
というより、インテルとしても「Pentium Pro」を「WindowsNT」向けとしていた節があります
MMX命令は3D処理、ゲーム向け、といった面があるので、企業向けならキャッシュが多くて事務処理で速い方が向いています
そして実績を作ってから32Bitプログラムが増えてきた家庭用にも・・・と考えていたのに、実際は新しいものを追い求めるユーザー層から低評価となってしまったと


後に16Bit命令での処理速度を改善して登場したのが「Pentium II」です
Pentium Proが失敗して作り直された印象がありますが、設計は間違いなく「Pentium Proの後継CPU」となっています

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この記事へのコメント

黒のFD
2020年04月21日 13:46
初めての自作PCがPentium166Mhzだったので、
そこから次を考えると、ProとかMMX200・・・
じゃなくてK6にしました。
その次はPentiumIIにしたのですが、すごく
速く感じましたね。
思い返すと、この間が3年くらいしかなかったですね。
DST
2020年04月22日 18:49
私はCyrixの「6x86MX」が最初の自作で、次はPentium3の666mhzでした
Pentium2をスキップした人は結構多かったのかな
・・・一世代をスキップしてるので速かったですね
その後デュアルにしたのをきっかけにWindows2000に・・・