ディスクイメージの話

PCエンジンもCD-ROM2のゲームを扱うようになって・・・


ディスクイメージとCUEシート


disk04.jpg


扱いやすくなって良かったです
PCエンジンは「CD-ROM」から「CD Install」を選択する
それで「Install」フォルダの中にイメージができて完了
もちろん「ゲーム」ごとにフォルダができますのでトラブルは無いはず


今ではこんな簡単なのですが「PCエンジン CD-ROM2」は特殊なフォーマットなので、吸い出しに苦労した人が結構いました
「データ記録用CD」の規格ができる前のハードなので、「音楽CD形式」でデータが保存してあるからです
なので・・・PCの一般的なバックアップソフト、イメージ化ソフトで吸い出そうとすると、どちらにも分類できずにエラーが出るとか、「音楽CDとして1トラック目(警告メッセージ)だけ吸い出す」などの例がありました


disk00.jpg


(これはメガCDのソフトですが)1トラック目が「Data」で他が「Audio」
PCエンジンのCDでは2トラック目が「Data」になるのですが、他のトラックにも「Data」が入ることがあります
そして・・・・一番の問題として、吸い出しても「起動できない」ということがおこります

最高のコピーガードです

特に、「ソフトAでは起動できたのに・・・・」ということがよくありました
PCエンジン用ソフトの吸い出しには、「Ootake」の機能を使ってください




CDイメージの吸い出しで当時主流だったのは「CD Manipulator」というソフトで、今でもダウンロードできます
ですが、Windowsのバージョンも進んで、今では「吸い出しに異常に時間がかかる」ことがあります(ちゃんと成功しますけどね)
設定も多くて便利なソフトですが、さすがに古くなってしまったのかな

今での一般的なCDイメージ作成の場合にお薦めは「ImgBurn」というソフトです
ディスクに焼くのがメインのソフトですが、プロテクトの掛かってないディスクなら、DVDでも吸い出せます
そして、「CD Manipulator」でも作成できるのですが、「CUEシート」付きで吸い出すことができます


この「CUEシート」
エミュレーターではあまり重要では無いのですが、ディスクイメージとしては重要です
イメージファイルの本体は、BINなりIMGなりISOなりですが、「SUB」というサブチャネルデータというものがあります
主にCD+Gとかで使ってることが多いのですが、プレイステーションのCDで使われていることがあるそうです(どれかは知らないけど)
そして「CUEシート」と呼ばれる「CUE」ファイルは、トラックの情報やSUBファイルを組み合わせて「ディスクのイメージ」にする役割のファイルです
仮想ドライブソフトでCUEに対応していないソフトは存在しませんし、BizHawkではCUEイメージ自体が標準です
ゲームCD以外の用途でも「CUE+ISO等+SUB」という形式で「DAEMON Tool」を使うのが最も再現性が高いことになります

知ってる人が大半だと思いますが、CUEファイル自体はテキストファイルなので編集もできます

・・・今ではDVDROMの方が多いのかもしれませんが



ちなみにメガCDのイメージ化の場合


disk00.jpg


「CD Manipulator」で1トラック目だけ吸い出す


disk01.jpg


音楽CD用MP3化ソフトで、2トラック目以降をMP3にする
MP3化さえできればWAVEからの変換でもOK


disk02.jpg


こんな感じ
1トラック目は「01」が無くてもOKです
後はGENSなりKEGAなりで起動すると、勝手に2トラック目以降をMP3から鳴らしてくれます


そしてセガサターンの場合ですが、こちらもプロテクトなどがあるわけでは無いので
吸い出しソフトでそのまま吸い出せばいいだけです
なお、SSFを使う場合


WS002.JPG


SSFを解答すると「CreateCDImage.EXE」というファイルがあります


WS000.JPG


このように吸い出しツールなので、ドライブを選択して
右下の「Create」で


WS001.JPG


吸い出すことができます

吸い出したイメージファイルを使うにはオプション画面から選択する形になります
CUE+BIN形式なので、他のソフトで吸い出したものでも使えると思います
(実はイメージ起動機能を使ったことが無い)



今となっては不要な話かもしれませんが


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この記事へのコメント

黒のFD
2020年06月18日 13:46
たしかCDが出始めた頃に、CDメディアは15年くらいは持つ、
みたいな事を言ってた気がしますが、あれから30年くらい経っても
プレスCDがほぼ読み込めますね。うちにあるメディアは
結構イメージ化したのですが、手間的にすべてはまず無理です。
手順忘れたりもするので、こうやって残して頂けると助かります。

CDじゃないですが、F1のDVDで2008年版のやつ、
1回視聴してシュリンクして保管しておいたのですが、
記録面に白い粉吹いてて、粉は落ちたのですが、
再生できない部分が出来てしまい、保管は難しいなと思いました。
温度とか湿度とか、過酷な環境にならないように
気を付けていたんですけどねえ・・・
2007とか2009版は大丈夫なので、変な所でプレスしたのかな?と
思ってます。
DST
2020年06月18日 22:11
数年前に「ゴミ問題」の記事の中では
「CDは腐敗・分解しないので『データ保持に強い』ものの、永遠に残るゴミである」と書かれていましたね
熱で表面がゆがんで読み出せなくなったりはあると思いますが、暗所に保管してあればまず壊れない、ということなのかも
CD-RやRWは、年単位が過ぎると読み出せなくなってしまいますね
コストで考えたら貴重なデータはHDDに保存するのがいいのかな

白い粉はなんでしょう・・・ポリカーボネートのプラスチックなので、劣化とかは考えにくいのですが・・・カビかな
アルミの記録面が無事なら「磨け」ば復活するかも
名前はまだ無い
2020年06月19日 00:31
数年前に、PCエンジンのCD-ROMは年数的にもうヤバい!早くバックアップを!みたいなのを見ましたが…今の所まだ読めてますね…何なら本体のコンデンサの方が心配ですね。早いうちに交換した方がいいのかしら…
でもウチはDuo、R、Rと3台もあるから部品代も作業もキツイなぁ
黒のFD
2020年06月19日 19:01
うちの機器だといわゆる4級塩コンデンサ使ってるやつは、
X68kとPC-9821A*、86音源ボードが該当してましたが、
ほぼ交換して残りは9821Aeが1台残ってる状況です。
面倒だけど交換しないと...で放置しちゃってます。
初代Duoは4級塩みたいなんでそいつはやばそうですね。
数も多いみたいですし。
あと20年数年くらい経ったらまた交換?かとも思いますが、
気力続くかな?(笑)
DST
2020年06月19日 22:02
>名前はまだ無いさん

調べてみたところ、「データ領域の品質保持期間」があるんですね
プラスチックに密封されてるから、半永久だと思っていました・・・・
腐食しない「プラスチック自体」のことだったようです

しかしまぁ・・・30年から100年ってばらつきが・・・


本体のコンデンサはどっかに業者無いのかな
DST
2020年06月19日 22:07
>黒のFDさんへ

X68Kの名前が・・・でも買ってたとしてもコンデンサ交換する勇気無いもんな・・・

そうえいえば「BEEP」というレトロショップが「ワンダーメガM2」の整備済みを出展したとか記事があったな・・・
すぐに売れてると思うけど
名前はまだ無い
2020年06月20日 00:09
4級塩?知らない情報が…チョイっと調べてみたらすごい悪者扱いじゃないですか!恐ろしい…

部品揃えてまずは1台盆休みにでもやるかな~

しかし、黒のFDさんX68k所持とか…只者ではないとは思っていましたが何か納得ですわw
黒のFD
2020年06月20日 08:58
すごく只者のオッサンです(笑)。
X68k実機はSCSI機器とか空FDも揃えてないと
楽しめないので、今はエミュ環境の方が良いですよね。
うちも実機は数年単位で動作確認でしか
動かしてないし...
コンデンサ交換、両面実装基板のやつは、
コンデンサ抜くのは楽ですが、スルーホールの
半田抜くのに基板の裏から半田コテ当てて貰って
表から吸取り線で半田除去って感じだったので、
半田吸取り機を購入しました。
使わないとアシュラマンみたいに腕多くないと無理。
片面実装とか表面実装なら一人でもなんとか。