ATARI 2600

有名なのですがよく知らないゲーム機


ATARI 2600


Atari-2600-Wood-4Sw-Set.jpg


Wikipediaの画像から

「Video Computer System」という名前が付いていた為、「ATARI VCS」という通称で呼ばれていました
「2600って何?型式番号?」とか思うと思いますが・・・

1977年に「ATARI VCS」が発売されました
ATARIのHPで公開されている画像ですが

screen-Flashback-v1-3.jpg


screen-Flashback-v2-1.jpg


当時の高ピューターの性能ですからこんなもんです
なので、5年くらいで性能の限界が来たので次世代機が発売されました
次世代機は「ATARI 5200」です
前世代来のVCSがまだまだシェアを持っていますので、半分の数字で名前を変えて販売が継続されました
それが「ATARI 2600」となります
なので、マーク3とマスターシステムみたいに両方の名前が残っています

結果だけ見るとこの「両立作戦」が大失敗
アタリショック』を引き起こしてしまいました


有名な言葉である「アタリショック」ですがその実態は・・・
結局のところ「ハードの限界が来た」というのが実情だったようです

ファミコンの発売が1983年で、PCエンジンの発売が1987年、メガドライブが1988年
そしてスーパーファミコンが1990年
NINTENDO64が1996年の発売で、セガサターンが1994年です
だいたいのハードが5~6年で世代交代で、任天堂はハードの発売が遅れる傾向があるので長いだけと
実際のところ先に発売されたハードがある程度売れていますし

限界が来ていたハードで、しかも次世代機が発売されている(ATARI5200)のに旧世代機をいっぱい作ったけど売れなかった
という結果ですね
その結果、ATARIは経営難となり「アタリ・ゲームズ」と「アタリ・コープ」に分割されるという有名な流れとなりました
ソフトが売れなかった中小のサードパーティも、不良在庫を大量に抱えることとなり数多く倒産となった為に、「アタリショック」の言葉が出来たそうです


ところで・・・ハードの性能は・・・・

CPUはMOSテクノロジーの「6507」
ファミコンで使われている「6502」の低コスト版です
当時のイメージでは「6502がパソコン用」で「6507がホビー用」という位置づけなので、特に問題があるわけではありません
ICとして「6532」というチップも載せています
メモリの機能とか・・・PCでいうチップセットの役割です
そしてグラフィックチップとか音源はオリジナルの物とのこと


特筆すべきは「コントローラー」です
MSXやSG-1000で使われている「ATARI仕様端子」という言葉ですが、この「ATARI 2600」で使われた『D-sub 9ピン』の端子のことです
「規格」として定められているわけでも無いので、同じ形でも互換性はありません
なので「同じ形だけど使えない」のですが、作りやすかったからなのかいろいろな機種で同じコネクタのものが使われています
信号の配列が違うだけのため変換が簡単であり、ユーザーメイドでの「変換基板」やら「配線変更図」が作られることになりました
なお・・・「ATARI 2600」のコントローラーはボタンが一つです


日本での「ATARI 2600」は、最初は東洋物産という会社から、後に1980年にエポック社から発売され、「スペースインベーダー」などが発売されています
しかしまぁ・・・時代の問題なのか高い高い・・・57,300円という価格です(関税の影響かも)
翌年発売のカセットビジョンが13,500円です

有名なゲームがいろいろ移植されてるはずなのですが・・・
「フロッガー」や「スペースインベーダー」だけでなく、「ドンキーコング」や「マリオブラザーズ」も移植されているそうです
YouTubeで動画が見られます

今遊ぼうと・・・思う人が居るかどうかがわかりませんが・・・
「Atari Flashback」というシリーズでソフトが内蔵された物が発売しています
Switch用にダウンロード販売もあるので・・・そちらでも遊べます


Atari Flashback Classics Switch アタリフラッシュバッククラシックス任天堂スイッチ 北米英語版 [並行輸入品]
Atari Flashback Classics Switch アタリフラッシュバッククラシックス任天堂スイッチ 北米英語版 [並行輸入品]

Atari Flashback 8 Gold Console
Atari Flashback 8 Gold Console

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この記事へのコメント

黒のFD
2020年07月01日 11:51
当時、ATARI2800の方を触ったのですが、
コントローラのレバーが異様に硬くて、
海外の人はすげぇパワフルなんだなと思ってました。
Atari Flashback、XBOXoneの海外版が安かったので、
No1,2と購入しました。50ゲームずつなのにBDを
使っているんですよね。
アーケード版とCS版が混ざって収録です。
ただ、パドルコントローラ仕様のゲームが多くて、
コントローラで遊ぶのは辛いです(笑)。
DST
2020年07月01日 18:34
>黒のFDさんへ

2800は日本用ですね
私は見たことすらありません
写真だけですね

FlashBackはアーケード版も一緒に入ってるのですか、それはいいですね
VCS用だけだと寂しいというか、当時レベルだと物足りなさもあると思うので
パドルは独自操作ですから・・・再現は難しいですね
アナログスティックみたいに、そのうちパッドのどこかにダイヤルが付くように・・・ならないと思うけど
名前はまだ無い
2020年07月01日 18:35
ATARIと言えば海外で出ていたらしいATARIのコントローラ型ゲーム機を思い出します。
確か50タイトル入っていて本体(コントローラ)から出ている黄、白のAVケーブルをTVに繋ぐ仕様のコントローラ型ゲーム機。
海外ではATARI人気高いんですかねぇ…
DST
2020年07月01日 18:44
>名前はまだ無いさんへ

いろいろなところで記事が出てましたね
人気の程は・・・わかりませんが、一時代を作ったゲーム機なのは間違いが無いですからね
今だとすぐに飽きてしまうのでしょうが、ゲーム&ウォッチ的な単純なゲームが殆どなので・・・空いた時間に遊ぶ暇つぶし的な感じでいいのかな?
・・・北米のユーザーは長時間どっぷりとゲームで遊ぶと聞いたことがありますが
道産子エンジン
2020年07月03日 20:00
アタリショック…
オイルショックなみにゲーム業界の一大事件と聞いてはいるものの、私は名称のみで詳細は知りませんでした。
そこで、前に調べてみた事があったんですが「アタリゲームオーバー」というドキュメンタリー映画が作られたそうです。長い文章ですが、その製作過程のインタビューhttps://www.4gamer.net/games/999/G999905/20150828121/
日本人がE.T.のパッケージを描いていたとは…驚きました(笑)
DST
2020年07月03日 20:32
>道産子エンジンさんへ

アタリ2600用の「E.T.」なんですが・・・「アタリショックを代表するソフト」だったりします
有名映画が題材なので大量に作られて、つまらなくてワゴンに山積み状態で・・・
逆に気になりますよね

色々な解説を読むと、やっぱり「ハードの限界が来て飽きられていた、一方でソフトメーカーは売れると思ってソフトを大量に作った」というのはどこでも同じ結論ですね


一方で今のハードは・・・もうPS5が出るのか・・・年数経ってるけど、まだまだPS3でも通用しそうに思えるんだけどな