MZ-1500  (SHARP)

現在は「フォックスコン」ブランドで有名な鴻海精密工業の子会社、シャープ
シャープのPC事業の初期ヒットPCです


MZ-1500


はじめてのMZ‐1500 - 関口 泰夫
はじめてのMZ‐1500 - 関口 泰夫

MZのシリーズ自体は「MZ-40K」から始まります
「MZ-40K」はワンボードマイコンキットで・・・NECで言う「TK-80」のようなものです
何が出来るのか?と聞かれても・・・・冗談抜きでまったくわかりません
・・・キーボードが付いていればプログラミングも出来るんだろうけど・・・資料読むと「子供向け」とか書いてあるんだよな・・・・
テンキーだけでプログラムとかするみたいなんですが・・・

この次の「MZ-80K」のシリーズまでが『部品事業部』からの発売です
「MZ-80K」はヒット商品となり、れっきとしたPCとなります
キーボードの他にモニタまで付いてきます
そして、シリーズの特徴であるZ80をCPUとして採用しています
この後・・・後継機種がいくつも大量に出てくるのですが・・・アルファベットの順番が無茶苦茶で・・・
国内では「MZー1200」がホビー向け、「MZー2000」シリーズがハイエンド向けとなっています

というわけで簡単に
「MZー40K」・・・・マイコンキット
「MZー80K」・・・・PC化してモニタ、キーボード一体型
売れたので「部品事業部」から「情報システム事業部」に事業移転
「MZ-80A」・・・・設計し直した一体型PCで「海外向け」
「MZ-1200」・・・海外向けを日本で販売
「MZ-700」・・・・一体型を辞めて分離型に、モニタがカラー化(なぜか数字が減った)
「MZ-1500」・・・クイックディスクに対応
となっています
・・・数字が順番に増えていけばいいのに・・・

クイックディスクの採用で、ソフトの扱いがしやすくなったのが「MZー1500」の成功の一因かもしれませんね



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MZシリーズの特徴では「オールインワン設計」というのがあります
上でも書いてますが、モニタ一体型とかレコーダー内蔵とか
1500でクイックディスクが付いていますが、それ以前の機種ではカセットテープと使って保存しています
今では馴染みがありませんが・・・本当に音楽用カセットテープに「録音」して保存し、ロードするときは「再生」ボタンを押していたのです
なので、クイックディスクになってロードが速くなるのはアピールポイントとなっていました

そしてもう一つ
「クリーン設計」というものがありました
これは実は・・・ROMだとバグが出たときに交換対応が大変なので、カセットテープでBASICをロードする仕様にしていたものです
(S-BASICというシャープ部品事業部の遺産でした)
残念ながら、バグが現れずメリットが活かせませんでしたが、後にハドソンが「Hu-BASIC」を作ったりと、実力のあるメーカーやユーザーがやりたい放題
特にハドソンの「Hu-BASIC」はX1で正式採用されるほど評価が高かったです
「クリーン設計」は後から宣伝文句として登場したものです

 
CPUのZ80は有名ですが・・・
当時のホビーPCとしても標準的です
PSG音源+ノイズが2セットなので、6音も同時に出せるのはファミコンよりも優れてますね(グラフィックの方は弱いです)
一方で、先に「テレビ事業部」から発売の「X1」がヒット商品にもなっていたこともあり、ホビーPCの中では間違い無くヒット商品であるものの、MZシリーズの最終機種となってしまいました


ゲーム分野では、取り扱いのしやすいクイックディスクにより、多くのゲームメーカーがソフトを発売していました
電波新聞社はナムコ作品の多くを
「ドルアーガの塔」や「ディグダグ」をはじめとした有名作を発売しています
カセットテープになりますが前機種用のソフトも遊べるので、かなりの数になりますね
もっとも・・・今遊んでも辛い物があると思います

「MZ-1500」は友人のお父さんが所有していて、知らない(思い出せないではなく知らない)ゲームが動いていたところを見たことがあります
触らせては貰えませんでしたが、記憶に残っている機種です

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この記事へのコメント

黒のFD
2020年10月08日 11:57
黒のFD
2020年10月08日 11:59
間違って無文送信しちゃいました。スミマセン。
MZ-1500、QDとかハード的には面白いな、
と思っていたのですが、ソフト資産に目が眩んで、
88の道を歩みました・・・
DST
2020年10月08日 21:31
>黒のFDさん へ

書き込み失敗は大丈夫です
こちらで削除できますから

友人が持っていた、というのは「ぴゅう太」も見たことあるんですが・・・
結果を見れば、88で正解ですね
イースなど、名作もいっぱいありますから
自分でプログラムして楽しむことができれば、どのPCでも大丈夫だったんでしょうけど