Matrox Millennium

PCパーツの話第2弾

Windows3.1の時代にPC市場を席巻したカナダのMatrox社のグラフィックボード

Matrox Millennium

大変有名なグラフィックボードですので大半の人は聞いたことはあるでしょう
こちらも「PC Watch」で紹介されています





今の時代では「何が人気だったのか」とかわかりにくいことでしょう

正直なところ、当時の2D描画速度などはすでに行き詰まっており、ベンチマークソフトの数字の差程度で体感速度はたいして違いが無いという状況でした

いろいろと言われていたことは、描画が速いとか発色が綺麗とかありますが
機能での特徴は見えないところも描画しているところ
Windowsでは、当然のことにウィンドウが重なり合って見えなくなる部分があります
ブラウザなどでたまに起きることですが、重い処理をしていると、ウィンドウを動かしたら下になっていた部分が白いまま
その後画像が表示される、とか

当時は見えない部分は描画していないのが普通でしたが、「Millennium」ではこの重なり合って見えない部分も描画しています
記憶が正しければ「オフラインバッファ」と表現されていたはずですが
このために、「描画が速い」と言われていました



他には発色の良さが言われていました
発色に定評のあるグラボでは、今でも「RADEON」シリーズを発売しているATIの「Mach64」や「RAGE」シリーズも定評がありました
ちなみに「Mach64」は2D機能のグラボです


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「RAGE」シリーズは「Mach64」に3D機能を足した物でしたが、「RADEON」シリーズでは完全に作り直され、ファンの間では「発色の良さが無くなった」ということも言われていました


ソフトバンクの「DOS/Vマガジン」では、発色の良さの解析が行われたことがあります
「色の再現性」で測定したところ波形の解析で、「Millennium」では境界の際の波形が際立っていました
色と色の境界が際立っていることが、「くっきり見える」の正体だったわけですが、「再現性という意味では疑問が無いわけでは無い」というコメントがあったことを覚えています

写真の再現性では確かに自然発色とは違ってしまいますから



人気グラフィックボードの「Millennium」ですが、3D時代になると名前を聞かなくなっていきます
ある程度は後継品が出ていたものの、元々の会社の方針が「産業用」ということもありホビーユースに力を入れていなかったからです
(元々画像処理用会社向けだったのが、人気が出てホビーユースでも人気になったという経緯です)
Matrox社としては、動画キャプチャ製品や多画面出力に力を入れることになりました
3Dfx社やS3などの会社が消えていったことを考えると、本業に集中していたからこそ今でも会社が存続しているのだと思います


「Millennium」の下位製品に「Mystique」という製品があります
「Millennium」の大ヒットから産まれたホビーユース向けですが、こちらも大ヒットした製品なのですが、今現在ではシリーズも終了しています
そして「Matrox」社ではグラフィックチップの自社開発も終わり、「Cシリーズ」としてAMD(ATI)のグラフィックチップを採用したボードが販売となってます



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