Intel 740  (グラフィックチップ)

実は、CPUメーカーのIntelは、グラフィックチップを作っていたこともあるんです


Intel 740


ASCIIの記事

PCWacthの記事


ある日突然「インテルがグラフィックアクセラレーションチップを作る」と発表されました
理由は不明ですが、CPU最大手で、資金力も実績もあるインテルのグラフィックチップです
かなりの期待が集まりました
3Dアクセラレーションが使われるようになり、もちろん3D処理対応です


制作チームはGE(General Electric社)からの独立組、Real3D社との共同事業です
・・・セガと組んで、バーチャレーシングの「MODEL1」の3Dチップを作ったのがReal3D社として独立する前のグループ
独立後のReal3D社は、「MODEL2、MODEL3」の3Dチップを作っています


発売後の評価は・・・・見事に期待外れでした


当時のグラボのインタフェース(接続スロット)である「AGP」を設計したのはインテルです
3D表現により肥大する必要なグラフィックメモリの問題から、カード上のメモリだけでなく、「メインメモリの空き容量を使えるように」と設計したのがAGPです
(他には、バスクロックが2倍になったりしてます)
そして、「Intel 740」はAGPを活かした設計で、搭載グラフィックメモリも小容量
小容量故に32ビットのフルカラーが使えず(当時は16ビットの人も多かったです)色数の時点で不満を持つ人も
元々ローエンドを対象とした設計故に相応の性能だったため、高性能を来たい人から酷評となりました


結果として失敗扱いではあるものの・・・・
後継は今でも作られ続けていて、CPUに内蔵されているグラフィック機能です
当初はチップセットに内蔵、そしてCPUへと移ってきました
性能を要求するユーザーもいる一方で、「ただ画面が移れば良い」「省エネだったらそれでいい」というユーザーもいるわけで、改めて「オプションを購入しなくても良い」というのは楽だと思う人もいるでしょう

そして・・・内蔵グラフィック機能は、今では事務利用であれば何の不自由も無い性能となっています

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

黒のFD
2020年04月13日 14:01
さすがに当時は半年もすれば時代遅れな程進歩早かったので、
出る前にはすごい性能とか言われてましたが、実際には
それほどでもなくて、性能的にすぐに埋もれちゃった感じですよね。
Super7(互換チップセット)環境でも安定しなかったようですし。
昔は電気的互換はあっても動作するかは運次第だったので、
相性あんまりない現代はとても楽で幸せです。
唯一「Incoming」ってのが740にピッタリのゲームと
言われてた気がするんですが、遊び方が良く理解できなくて、
楽しめなかったです。
DST
2020年04月14日 18:48
Super7との相性は、後から「修正された」という話は聞きましたけど・・・
「もっと評判が良ければ」でしたね
後の「Larrabee」も計画中止になりましたが、計画よりグラフィックチップの進化が速かったのかもしれませんね
セガも「3Dの時代になるのはもっと先だと思った」とか「開発の手間から大容量時代はもっと先だと思った」とか言ってましたし